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執筆者の写真森 泰人(Hiroto MORI)

瞑想の危険性


我々が生命体としての本来の在り方について体験的に学び、気付き、人生をより豊かに、より良い方向に導くために、瞑想はとても有効だ。


一方で瞑想は迷走に陥りやすいばかりか、自己を破滅させる危険性も孕んでいる。なぜなら瞑想は異次元空間との接触を伴うからだ。潜在意識下の夢の世界、死後のアストラル世界、霊的な高次元、低次元の存在の干渉、憑依の問題、更には悪しき宇宙人の干渉や人工知能(AI)による支配の影響まで起こり得る。そのような文字通りの「迷走」を続けているといわゆる魔境に陥り、精神の破綻をきたしてしまう。この危険性を念頭に置いて瞑想することが肝要だ。


ではこの危険性を避けるにはどうすればよいのか?! 私の実践する「ズボラー瞑想」は私のようなズボラな人向けの気軽さ、実践しやすさを重視して構成したものだが、「瞑想の危険性」を十分に考慮している。ズボラー瞑想における重要ポイントを列記してみると・・・


①変異脱落して邪悪になった神々や天使、悪神(悪魔)、既に消滅してしまった神々に祈ることは避ける。そのためには「人格神」ではなく、「非人格神」(宇宙の根本原理)に感謝し祈り、導きを求める。この指向性は瞑想を安全に行うために、真の神の保護を受けることであり重要。

*ズボラー瞑想は「宇宙の創造の意志よ ありがとうございます」という感謝の言葉から始まる。


②瞑想を「自我(欲望)の増大とその実現」のために利用しない。瞑想によってエネルギーと情報を得ることは素晴らしいことだが、自我を満たす方向で活用するとうまくいかないばかりか、邪悪な存在とつながり利用されたり、間違った方向に導かれたり、やがては不幸な状況に落とされる。それ故に瞑想のテクニックを安易に願望成就に使ってはならない。即物的に「宝くじが当たりますように」といった祈り(発願)は正しくない。「経済的に自由になって人生が実り豊かに送れますように」といった祈りならOK


③前項と関連するが、「わら人形」や「強いねたみの感情」など、人やモノを呪ったり、人の不幸を願ったりするとそのカルマの「10倍返し」が起こってしまうので、決して行わないこと。瞑想の効果をこうした目的で悪用するととんでもないことが起こり、自分自身が破滅する。


④瞑想は主に自分自身の心(思考・感情)を清らかにし、魂を磨くために行う。他人の幸せを願ったり、病気などの苦痛が軽くなるように瞑想を活用することも可能だが注意を要する。なぜなら、他人(他己)の病気や苦しみといった、すでに起こっている現状という過去は、その人のカルマ(原因)の現象化(結果)だからだ。ヒーラーは人を癒すのが仕事だが、「せっかく病気になっている」人にむやみに干渉し、治してあげるのは実は正しくない。では、どういう考え方で瞑想やヒーリング(施術)を行えばいいのだろうか?!


私のヒーリングの本質:病気はメッセージ。無理をしていますよというメッセージなので、心身の使い方の無理、偏りを変えることが求められる。病気を完全受容し、「メッセージをありがとう」と感謝し、考え方、生き方、ライフスタイルを変えることが肝要、その気づきをもって病気の役割が終わり、病気は治っていく方へとシフトする。ヒーラーはそのお手伝いをすることに徹する。病気を治すことに躍起にならないこと。下手に病気を治してしまうと、その病人はせっかくの病気という苦痛のメッセージを受け取らず、学ばず、気づきも得ず、何も変化変容しないので、再び同様の病気を引き寄せてしまう。そして、ヒーラーに依存してしまうようになる。何もいいことはない。ヒーラーは病気の意味、本質を理解して施術を行うべし。


⑤瞑想の目的は、心(思考・感情)を浄化し清らかにし、魂を磨くことにある。そして、本来の生命体としての喜びと自信を得ることにある。その結果、自由意志と万能性を発揮し、自由自在な存在になり、困ることのない人生、幸せな人生を築く。宮園氣道の理念を今日からすぐに実現していくために「ズボラー瞑想」は欠かせない。  2022.9.6


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