暑い 寒いというのもいやだなあと感じてしまうと不快感でストレスになる。暑いのは夏らしくていいなあ ビールがうまい!とか 寒いのは冬らしくていいなあ 春が待ちどうしいし 春はきっと輝いて見えるだろうな とまあ 要は考えようだ。
五感を通して入ってくる情報は快もあれば不快もある。意識がどう受け止めるかでストレスになったりならなかったりする。
人につねられて「痛い!バカ野郎!」というと痛みが増し 「ありがとう」というと痛みは軽減する。これは小林正観さんのお話し。つまり感覚器官で感じる情報は決して定量的なものではなく 受け止める意識によって変化するという理論がある。つねられて ありがとうと反応するのはちと無理があるが あえてそう言うと 効果的なのだ。
同じ痛みの刺激(情報)でもポジティブに受け止めると痛みが軽減したりほとんど消滅したりする。私は部分麻酔で鼻のポリープ除去手術を受けたことがある。部分麻酔なので執刀医やスタッフの話し声やメスが当たる感触 血がトロリとのどに流れる感触があった。痛くはないけど緊張はある。不安はさほどなかったけれど 緊張はあった。
その時私は 注意を手術の箇所(鼻)から遠ざけようと 右手で右脚をトントンとたたいたり なでたりした。そしてこの手術をしてくれる医師とスタッフに心の中で「ありがとう、ありがとう」と言い続けた。
これは効果的だった。私の緊張は大きくやわらぎ 手術後先生から「出血もほとんど無くて良かったです」とコメントがあった。恐れや不安 緊張は ちょっとした方法で軽くできる。意識を他に持っていくこと ありがとうと感謝することだ。感覚は意識でコントロールできる。昔から、「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と言いますものね。 2021.11.19
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