知人のIさんは サイキックとしてもレイキヒーラーとしても知られる。ある日のこと 彼がとあるファミレスで友人と食事をしていると 身体の軸がずれている 不安定な歩き方をする若い女性が入ってきて ドリンクバーのあたりを行き来していた。彼は本人に告げることなく 背骨を矯正し治してあげたという。(表現が微妙に間違っていたらゴメンナサイ)
これはすごいことのように見える。しかし彼にとってみれば普通のことだという。一見ありえないような 不可能と思えることも原理が分かってしまえば なんてことはない。
「超常現象はあるが 超自然現象はない」(佐野千遥)
彼は遠隔の手法で 必要なところに必要なエネルギーを注いだのに違いない。それは特別なことではない。「そんなばかな ありえない」といってみずから限界を作り 「ブロック」している人が多い。一見すると超能力と思われるオーラの見方も ブロックをはずして 必要な訓練をすれば だれでもできると彼はいう。
我々はつい無意識に潜在意識のレベルで限界をつくり 「それは難しい。できるはずがない。治るはずがない。」といったブロックをつくり みずから希望や夢を遠ざけている。その「ブロックはずし」が彼の一番の仕事らしい。常識や先入観で物事を判断し 奇跡や例外を特別なものとして扱い 退けてしまう人が多い。奇跡や例外も 超常的ではあっても自然現象だ。作用機序がある。
あらゆるブロック(制限) 条件付けを取り除くことが 新たな発見につながる。我々はいつも与えられた今の条件のもとで発想してしまう習慣を身に着けてしまっている。経験や常識から学び 固定観念にとらわれている。
ネガティブな条件ばかり フォーカスしてしまう人も多い。
「僕には、私には、才能がない。お金もない。時間だってない。運もついていない。・・・」とないことばかりあげて やらないこと やれないことを選択し正当化する。それは失敗のリスクを避けてくれる効用があるが 創造の機会を自ら葬っていることでもある。ここでないないずくしの発想を完全に遮断して 「僕には 私には 常に100%の可能性が開かれている」とポジティブに考えることができたなら 人生は違ったものになってくる。人生はやはり ポジティブに創造的に生きた方が楽しいし 刺激的だ。ブロック(制限)や条件付けをひとつでもふたつでもはずして 自由になっていくこと。新たな地平を獲得し 新たな景色を見よう。
宮園氣道は 「私たち本来の自由意志と万能性」を発揮することを 理念で掲げている。この心構えでもって 現実を改善していこう。その延長上に 奇跡は十分に起こりえる。常に100%の可能性が開かれていることを 忘るべからず。 2021.11.27
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